国内旅行雑記byカンカン

旅行記(一人旅中心) 大体旅行中に更新してます。見て頂けると嬉しいです。

近畿一人旅・五日目【那智の滝 前編】

4時半に起きて眠いカンカンです。

今日はいよいよ那智の滝に向かいます。
だが和歌山駅から鈍行列車とバスと徒歩を駆使して7時間かかる。
帰りのことを考えて始発に乗ることにした。

眠気覚ましにシャワーを浴び、チェックアウト。この時点でまだ朝の5時過ぎ。

25分くらい歩いたら和歌山駅に着くが、まずは朝ごはん。と言うのも、スケジュール的に昼ごはんをがっつり食べる余裕が無いため、コンビニでおにぎりやパン、コーヒーを買ってホームで食べる。

何か口にしておかないと、大門坂からの参詣(後述、ほぼ登山)で力尽きる気がしたからだ。


6:05の始発列車に乗り込み、出発。
ここから一回の乗り換えを挟みつつも4時間電車に揺られる事になる。



山中を走るので電波が悪く、インターネットも連続して繋がらない。そんな時は車窓を眺める事をオススメする。
見慣れた土地ならともかく、知らない土地を走っている時は様々な発見がある。
それを探すのも、旅行の醍醐味だと思うのだ。



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串本駅に到着。

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到着と言っても、今回は降りないのだが。
串本駅は潮岬の最寄り駅。潮岬は元々行く予定だったものの、那智の滝のアクセスの難易度が想像以上に高かったので、やむを得ずスルー。

まあ一度に全て行き尽くして「もう行かない」となるよりは適度に行きたい場所を残しておいて「また行きたい」と思える方が次回に繋げることが出来て良い気がする。

串本駅からは約40分で着く。もう少し。


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(きれい。)






紀伊勝浦に着いた



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ここからは那智山行きのバスに乗り、大門坂で下車する。


終点まで行かない理由を画像一枚で説明するとこうなる。
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〈熊野エリア観光推進実行委員会様のHPから引用〉


この辺り一帯は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されているが、“参詣道”となっている通り登録されているのは施設だけではなく道も含まれる。
それなら熊野古道の雰囲気を味わってみようではないか、ということだ。

全く知らない土地で行き当たりばったりでは無く、ある程度先駆者の道のりをパクるのは旅において大いに有効だと私は考える。


そんなこんなでバスに乗ること25分。
大門坂に到着。




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貸し杖とパンフレットを手に、歩き出す。



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杖と言っても、木をそれっぽい形に削ったシンプルなものだが、これが頼もしい。
例えるなら、ドラクエの序盤のどうのつるぎの頼もしさと同じくらいだろう。

傾斜がきつい上に足元も覚束無いため、二本足で歩いていたら転んでいたかもしれない。
そしてこの杖は帰りまで持っていくことになる。



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この階段を上がっていくと、熊野那智大社に着くはず。。




ついに鳥居が見えてきた。


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熊野那智大社。人はそれほど多くなかったが、神聖さがよく伝わってくる。


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お賽銭をした後小さいお守りを買って、三重塔に移動。那智の滝も小さいながら見えてきた。


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三重塔。300円を払い、上から景色を見てみる。


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南を見たら海が広がっていた。
思えば滝の水も最終的には太平洋に流れるのだから妙に納得してしまう。
また、ここが半島であることを改めて実感させられた。



少々長くなってしまったので今回はここまで。次回は三重塔を降りていよいよ那智の滝飛瀧神社に行きます。






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それでは。