国内旅行雑記byカンカン

旅行記(一人旅中心) 大体旅行中に更新してます。見て頂けると嬉しいです。

東北四日間の旅・part3【平泉】

平泉を徒歩で3時間かけて観光しました、カンカンです。

今回は観光と記事編集にそれぞれ同じだけの時間を割いたが、こういう旅にハマっている自分がいる。(後書き)

平泉観光

という事で平泉駅

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世界遺産の町!

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駅舎を出て、まずは中尊寺へと徒歩で向かう。

レンタサイクルを使うという選択肢もあったが、平泉という街をじっくり歩いてみたかったというのと急ぎでの観光では無いという事でひたすら歩く。

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歩く事約25分、中尊寺の入口手前に武蔵坊弁慶の墓があった。
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弁慶は源義経に仕えていた人物。
怪力や豪傑の代名詞として今でも言葉の一部になるなど(弁慶の泣き所、弁慶の立往生、内弁慶)その名前を広く知られている。

なんとなく10円玉を供え、手を合わせた。



そして中尊寺に入る。
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月見坂という坂を登っていく。
画像だと伝わりにくいが、傾斜がとてつもない。
10m歩くだけで足に負担がかかる坂だ。
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弁慶堂



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東物見台という展望台のような所から景色を眺める。

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下は崖。



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薬師堂、観音堂を経て中尊寺の本堂へ。

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中はこんな感じ。
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いよいよ中尊寺金色堂を見る。ここでは拝観料として800円を支払う。

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(あの建物の中だ)


ただ、中尊寺金色堂は撮影禁止。
外観を言葉で説明するのは非常に難しいが、まわりに金箔を貼り金閣寺を彷彿とさせるようなその輝きに法隆寺のような神聖さを兼ね備えた建物だ。

ガラス張りになっていたり、丁寧に保全されているのが分かった。

中国人観光客が騒がしいのが気になるが、行ったことない人は是非一度行ってみて欲しい。





金色堂を出てすぐの所にあるこの句碑。
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“五月雨の降り残してや光堂”
松尾芭蕉の有名な句。

近くには松尾芭蕉銅像が。

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松尾芭蕉さん、歴史上の人物の中でかなり好きな方です。


その後はまだ見ていない建物を回る。

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弁財天堂

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消防隊の施設(全体的に古っ!)


そして月見坂を降り、中尊寺を出る。
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(行きも帰りもハードな坂でした…)



毛越寺に向かうべく歩いていたが、途中で気になる看板を見つけたので立ち寄ってみることに。
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拝観料200円を支払い、いざ中へ。



ここにも芭蕉の句碑が。
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“夏草や兵どもが夢の跡”

芭蕉が詠んだ句の中での知名度TOP3に入るのではないか(主観)という有名な句。




平泉を一望。
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看板に書かれた“眺望平泉随一”の文字は伊達ではなかった。




さらに進んだところにある石段を登り、義経堂に到着。

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その名前の通り、源義経が祀られている。義経が妻子と共に自刃した場所に建てられているそうだ。

芭蕉義経に思いを馳せながら“夏草や兵どもが夢の跡”と詠んだと考えると、歴史というのは大きな物語なのだと改めて実感させられる。


高館義経堂に来た記念に、御堂の隣にあったおみくじを購入。


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1ヵ月ぶりのおみくじは、またも大吉でした。(前回は那智飛瀧神社)


…信じていいんですか…?

偶然か必然かはさておき、良い思い出になった。




高館義経堂を後にし、再び毛越寺に向けて約20分かけて歩く。


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車宿跡




入口の写真を撮り忘れたが、毛越寺に入る。


入った途端に興味深い句碑。
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先程の芭蕉の句を新渡戸稲造が英訳したというもの。

俳句を英訳するって、見た目以上に大変な事だと思いました。

ちなみに新渡戸稲造は過去に国際連盟(現国際連合)事務次長を務め、五千円札の肖像にもなっている偉人だ。



続いて日本唯一の平安庭園の遺跡・浄土庭園を見ていく。

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奥州藤原氏の基衡秀衡親子が二代にかけて完成させた浄土庭園。

極楽浄土をこの世に実現すると全ての人が幸福になるという仏教の教えに基づいて造られたその庭園は、言葉では表現出来ない程の美しさを持っていた。

庭園を一周してみる。

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多くの建物がかつて火事で焼けていて、跡地となっている場所の方が多い。

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遣水。

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庭園の発掘調査中に往時の姿のままに発見されたもので、平安時代の遺構としては唯一のものである。(原文ママ)


水が澄んでいて、趣がある。



すごく綺麗。↓
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(!?)




一通り回り終え、毛越寺を出る。
私も庭園に詳しい訳では無いが、この庭園が全国屈指の美しさを誇ることは分かる。凄い庭園だった…



そして平泉駅に帰還。

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(ケロ平)




今日の宿は仙台。乗り換え2回約2時間の移動、だが記事を書きながらだと2時間などあっという間である。

仙台

あっという間に着いた。
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一年ぶりに訪れた。東北地方唯一の百万都市。国内屈指の大都市と言っていいだろう。


仙台駅から徒歩約20分、今日の宿はこちら。
「ナインアワーズ仙台」

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カプセルホテルだが、かなり未来的な作りになっている。

この無駄のないカプセル空間が癖になるよね。
これで2160円、かなり安い。


さて次は夜ご飯を食べに行く。


ラーメン二郎 仙台店」

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…牡蠣とか牛タンとか期待してた人ごめんね

私も一応ジロリアンの端くれなので、せっかく仙台に来たから食べよう!と思った次第である。

そしてあまり食事にかける金が無いということで、コスパを考慮した結果一択だった。



空腹は最高のスパイスという言葉があるが、それにしても今まで食べた二郎の中で一番美味しかった気がする。
ご馳走様でした( ・ᴗ・ )




その後は宿に戻り本日は終了。

今からシャワー浴びて明日の予定を考えてたら良い時間に寝付けそうだね。






と言った感じで今回は締めさせていただきます!

平泉観光、結構長めの記事になってしまいましたがここまで見てくれた方ありがとうございますm(_ _)m
(今までで一番編集に時間かけたかも…)



明日の予定はまだ確定していませんが山形の立石寺に行きたい(願望)


旅行はまだ続くので、明日もよろしくお願いします(o_ _)o


それでは!!!