国内旅行雑記byカンカン

旅行記(一人旅中心) 大体旅行中に更新してます。見て頂けると嬉しいです。

東北四日間の旅・part6【完結】

いよいよラスト。カンカンです。

最終日なので帰るだけですが、少し時間があるので会津若松鶴ヶ城を観光します。


シャワーを浴びた後、チェックアウト。
福島駅まで歩く。


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(御二方おはようございます。)


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気温は2.9℃、雪予報が出ていた。雪を見てみたいという感情と雪に当たりたくないという感情が入り交じっている。


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5時45分の始発に乗り込む。
ここから郡山駅を経由し、会津若松駅に向かう。

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何度か圏外になりながらも、2時間かけて会津若松駅に到着。

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ここから鶴ヶ城まで歩くのだが、Google先生に道を聞いてみると所要時間34分という文字が。
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距離にして2.7km。あまり時間に余裕が無いので、早足で向かう。

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約20分で城の周りまで来た。

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中に入っていく。

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難攻不落と呼ばれていた鶴ヶ城は、戊辰戦争で新政府軍の猛攻を凌ぎ、一ヶ月の籠城に耐えたそうだ。
しかし明治6年(1873年)の廃城令によって翌年に石垣を残し取り壊された。

しかし再建を望む多くの人々の寄付により、昭和40年に再び蘇る。取り壊しから実に90年が経過していた。

現在も幕末時代の瓦(赤瓦)をまとった日本で唯一の天守閣となっている。


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入城料410円を支払い、城内へ。

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城内は五階建て。一階〜四階までが博物館、五階が天守となっている。
だが二階と三階は撮影禁止なので城内の写真はあまり撮れなかった。

当時の瓦や刀など興味深い展示がたくさんあったが、心を打たれたのは白虎隊の説明。

白虎隊は16、17歳の少年達で編成された部隊。当時戦闘に出ていたのは18歳以上で編成された部隊で、元々城内の警備等をしていた白虎隊が実際の戦闘に出る予定は無かった。しかし戊辰戦争が始まり会津が戦場になることで、藩主の松平容保は白虎隊に出陣命令を下した。

戦いに敗れた白虎士中二番隊は、炎に包まれた鶴ヶ城を眺めながら飯盛山で自刃、壮絶な最期を遂げた。

150年経った今でも戦争の空しさを教えてくれる出来事だと思いました。


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説明も程々に、天守に上がる。

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標高1000m以上の山々がひたすらに美しい。
欲を言えば晴れた日の景色を見てみたい。

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白虎隊自刃の地飯盛山(手前右)と磐梯山(中央)を望む。

磐梯山は後述。飯盛山の150年前の英霊に手を合わせた。


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天守を降り、城周辺を散策。

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(石垣良いねぇ⇵)
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(あいにくの天気…)

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堀の外に出て、会津若松駅へ再び歩きだす。

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駅に向かう途中、かなり古そうなたばこの自販機(元たばこ屋かな?)を発見。
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一箱220円との事で、20年〜30年前の物だと推測。
現在は500円前後だから、これも時代だよなぁ。


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ジロリアンとして、ラーメン二郎会津若松駅前店の写真を撮っておく。
まだ営業時間では無いし、時間が無いので今回は食べることは出来ないが。


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ゆっくり歩き、30分くらいで会津若松駅に。

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駅前にある巨大な「赤べこ

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この後は郡山駅を経由し、帰路につく。

郡山に向かう車窓から先程も見た磐梯山を拝む。

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磐梯山猪苗代町磐梯町北塩原村の三つの町村にまたがる山。会津側から見ると富士山のように見えることから、会津富士とも呼ばれる。標高は1819mで、富士山の約半分。

頂上付近には霧がかかっていてよく見えなかったが、まあしゃーないね。



っで、郡山に到着。
電車が来るまで30分くらい余裕があったので、少し散策。

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続いてTV番組「マツコの知らない世界」でも紹介されたという福豆屋の「海苔のりべん」を購入、早速食べてみる。

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海苔のりべん(980円)
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おかかが乗ったご飯の上に海苔が2枚。画像だと非常に分かりにくいがご飯の下にも海苔が敷かれており、その下には塩昆布が入っている。

おかずも焼き鮭やだし巻き玉子、きんぴらごぼう、海老芋の煮っころがし等、どれを取っても一級品。

食べ終わると見た目よりも満腹感があり、かなりのお得感。
とても美味しかったです、ご馳走様でした。


さあ後は帰るだけ。家に帰るまで遠足と言うが(←は?)、書くことが無いので本編はここまで。

すぐ下の番外編に続きます。

番外編(おまけパート)

くぅ〜疲れましたw これにて本編完結です!


はい。近畿の時と同様に使用金額と移動距離を割り出しつつ振り返っていきます。
ちなみに青春18きっぷの金額(=交通費)は以前に払っているので含めません、それぞれに2370円ずつ足していただければ。

4/7(日)

〈観光〉

〈経費〉
宿泊費 3700円
食費 1020円

計 4720円

〈移動距離〉
鉄道 641.8km
徒歩 13.5km

移動日。一日に合計14時間鉄道で移動したのは初めてでした。次アパホテルに泊まる時は割引があるのでそれも含めて次の旅行が楽しみです。

4/8(月)

〈観光〉

(ラーメン二郎仙台店)

〈経費〉
宿泊費 2160円
食費 2612円
中尊寺 800円
義経堂 200円
毛越寺 500円

計 6272円

〈移動距離〉
鉄道 362.8km
徒歩 19.0km

世界遺産の平泉を観光。源平合戦の時代と松尾芭蕉が旅した時代を並行して見ることが出来てかなり感動したのを覚えてる。

4/9(火)

〈観光〉

〈経費〉
宿泊 4500円
乗船券 1500円
食費 2704円
立石寺 300円

計 9004円

〈移動距離〉
鉄道 215.3km
徒歩 15.3km

松尾芭蕉がかつて歩んだ有名な場所を午前は海、午後は山と、贅沢に観光。
芭蕉の事がもっと好きになりました。

4/10(水)

〈観光〉
鶴ヶ城

〈経費〉
食費 1489円
鶴ヶ城 410円

計 1899円

〈移動距離〉
鉄道 462.2km
徒歩 11.1km

時間的に観光は短めになりましたが、鶴ヶ城での白虎隊の話が印象に残った。




では総決算。

四日分の使用金額は21895円(+交通費9480円)でした。


観光も食事も満ち足りてこの金額なので良かったです。

続いて今回の総移動距離。

鉄道1682.1km+徒歩58.9km=1741km

1741km。近畿旅行が七日間で約2000kmだったことを考えると、かなり移動した計算。

四日分の青春18きっぷを使い切るという目標は完全に達成出来たように思える。





さて、旅行もブログも無事に完走した感想ですが・・・

四日間という限られた時間の中で個人的に最高の観光が出来たのではと思います。
特に平泉。義経の無念、芭蕉の心情、奥州藤原氏が目指した理想を肌で感じることが出来ました。

そしていつか奥の細道巡礼の旅もしてみようと決意が固まりました。



それではこれにて東北編完結です。


次回泊まりの旅行に行くのはいつになるか分かりませんが…ブログを書くモチベーションはあるので日帰りでどこか行った時もブログにまとめてみようかと思ってます。

四日間の旅行、準備も含めて記事8個と長くなってしまいましたがここまで読んでくれた方ありがとうございました♪ o(≧▽≦)o ♪

多くのアクセスやいいね、毎日投稿の励みになりました。



また近いうちにお会いしましょう!


それでは!!!!